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FLY TO THE FUTURE-第1章 途方もない夢への離陸16-

July 24, 2018

 数日後、田中氏は連合会の役員たちを引き

連れて、義三の飛行場建設現場へやってきた。

 広大な荒れ地で十数人の作業員が黙々と

整地の作業を行っているが、作業が済んだ

のはまだ全体のわずかな面積でしかない。

だが、そこに描かれているのはまぎれも

なく山梨県初の飛行場の未来図である。

 「ほほう……噂には聞いていましたが、

実際こうして見てみるとこれだけの土地を

整備して飛行場を建設して学校施設を整え

るとは、いやはや、なんとも壮大な事業

ですなあ。梅沢さんの志は立派だが、

いったいどれだけの資金がいるものかと

恐れ入りますよ」

 田中氏は感嘆した。

 「梅沢家の財産をすべて投げ打っており

ますし、資金を協力してくださる方もおり

ますので」

 義三が答える。

 「それは梅沢さん、あんたの熱意とお人柄

が人々を動かすのじゃ」

 「恐れ入ります」

 「梅沢さんにできるだけの協力をすると

約束しましょう。早速、なんとか人を集め

ます」

 田中氏が言った。

 義三はその言葉を聞いて深々と頭を

下げた。

 「ありがとうございます。よろしくお願い

します」

 こうして飛行場建設に向けて地元の強い

結束が生まれた。

 翌日から、各地域の人々が集まってきて、

飛行場工事に加わった。十数人だった人力は

たちまち百人規模になり、工事は急ピッチで

進んでいったのである。

 義三は自分がやりたいと決めたことはなんと

してもやり遂げる力を持っているが、その

やりたいことを周囲にも共感させて動かして

しまう、何か強いパワーを持っている男で

あった。この飛行場建設は、そのことが

証明されたひとつだといえよう。

- つづく -

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